オンライン診療

オンライン診療

A: 「オンライン診療」の概要と始める条件

A-1 オンライン診療とは何ですか?

皆様のスマートフォンと医師をインターネットを介した専用動画アプリで繋ぎ、ビデオ通話を用いて
リアルタイムで会話、診療を行って薬を処方することを「オンライン診療」と呼びます。
これに対して、これまでの様に診察室で直接医師が診察することを「対面診療」と呼びます。
オンライン診療は保険適応で、予約から受診、支払いまでを全てインターネットを通じて行います。

オンライン診療

A-2 誰でもオンライン診療を受けることができますか?

オンライン診療を保険適応で受けるためには、国が定めたルールがあります。
当院ではこのルールに沿ったオンライン診療を受けることができる患者様を当院の「オンライン診療メンバー」に
登録し、そのメンバー様に対してオンライン診療を提供します。

A-3 どのような人がオンライン診療を始めることができますか?

当院でオンライン診療を始めるためには、以下の5つの条件がすべて必要です。

  1. 直近6ヶ月間当院に毎月受診、または直近12か月間に6回以上定期的に受診している人。
  2. 病状が安定していると主治医が認めている人。
  3. スマートフォン、タブレット、パソコンを利用している人。
  4. 専用アプリにクレジットカード(VISA、Master、Amex 等)やメールアドレス登録ができる人。
  5. オンライン診療計画書を作成し、当院のオンライン診療メンバー規約に同意された人。

ご利用に必要もの

 

B: 「オンライン診療」と「対面診療」

B-1 オンライン診療の対象者

当院の「オンライン診療メンバーに」登録された人が対象者です。
(メンバー規約あり)

B-2 オンライン診療の診療時間

オンライン診療はすべて予約制で、予約可能時間はあらかじめ決められています。

B-3 オンライン診療の予約方法

オンライン診療の予約はスマホの専用アプリ「CLINICS」からできます。
オンライン診療前日と、予約時間の直前に予約確認メールが届きます。
予約時間になったら、当院スタッフから患者様に開始のメールを送った後、専用アプリでテレビ電話をかけます。

B-4 オンライン診療を毎月受け続けることができますか?

オンライン診療は対面診療と組み合わせることでご利用できます。
現在のルールでは対面診療をした月の「翌月と翌々月」の2か月連続でオンライン診療を受けることができますが、3ヶ月目には必ず対面診療を受けなければなりません。

B-5 同じ月にオンライン診療と対面診療の両方を受診できますか?

できます。オンライン診療は月1回と決められていますが、対面診療の回数には制限がありません。

B-6 対面診療時に行った検査の結果をオンライン診療で教えてくれますか?

できません。検査の結果については対面診療で主治医が直接説明して今後の方針を伝えます。

B-7 オンライン診療は自宅で受けなければなりませんか?

いいえ、あなたのプライバシーを守ることができる環境であれば可能です。

 

C: 薬の処方と制限

C-1 薬はどこでもらえますか?

当院のオンラオイン診療では、薬をあなたの自宅に直接郵送します。
薬局に行く必要はありません。

C-2 薬の郵送料は?

システム利用料に含まれています。

C-3 薬の処方内容の制限について

オンライン診療の投薬日数は30日以内で、原則的に対面診療時と同じ処方をします。
風邪薬などの臨時薬が必要な場合はオンライン診療ではなく、対面診療が必要です。
ジェネリック薬品は複数の会社から出ていますので、対面診療時とオンライン診療時では
ジェネリック薬品の包装や外観が異なることがあります。

C-4 他の施設でもらっていた薬もオンライン診療で一緒に出して欲しい。

オンライン診療を始めるときにオンライン診療療養計画書を作成します。
そこに記載された病名以外の投薬はできません。もし追加病名でのオンライン診療を希望されるなら、
再び対面診療を連続6ヶ月した後に新たにオンライン診療療養計画書を作成すれば可能になります。

 

D: 費用、支払いについて

D-1 オンライン診療の費用は?

オンライン診療では保険診療であるオンライン診療の医療費自己負担金と、システム利用料(1600円)の
両方の支払いが必要です。

D-2 オンライン診療の支払いは?

会計はオンライン診療終了時、あらかじめ登録されたクレジットカードで支払いしていただきます。
支払い完了後に通知がメールが届きます。

D-3 オンライン医学管理料

オンライン診療後の次の対面診療をした際に、「オンライン診療医学管理料」が加算されます。
加算料金はオンライン診療1回につき3割負担の方で300円です。

D-4 オンライン診療にかかる費用(当院での対面診療費用との比較例)

対面診療(3割負担) オンライン診療(3割負担)
当院保険負担額 1,450円 院内保険負担額 360円
+ 薬価の30%
院外薬局負担額会計 840円 システム利用料 1,600円
総 額 2,290円
+ 薬価の30%
総 額 2,260円
+ 薬価の30%
※オンライン診療医学管理料費(300円)含む

 

オンライン診療(3割負担) 合計2,260円+薬価の30% (対面診療比較 - 30円
オンライン診療(2割負担) 合計2,040円+薬価の20% (対面診療比較 + 510円
オンライン診療(1割負担) 合計1,820円+薬価の10% (対面診療比較 +1,060円
オンライン診療(0割負担) 合計1,600円       (対面診療比較 +1,600円

D-5 クレジットカード情報などの管理は?

アプリに登録された情報は直接オンラインアプリ会社「メドレー」が管理します。
クレジットカードに関する情報は当院では知り得ません。

D-6 私の携帯電話はスマートフォンではない(ガラケー)のですが。

オンライン診療はiPhoneかアンドロイド搭載のスマートフォン、タブレット、パソコンでなければできません。
しかし、もし本人がスマートフォンを持っていなくてもご家族のスマートフォンを利用してオンライン診療を
行うことは可能です。

 

E: オンライン診療の長所、短所

E-1 オンライン診療の長所

長所は何と言っても「時間短縮」です。
対面受診をすると、院内平均滞在時間(40分)、院外薬局平均滞在時間(20分)、さらに当院までの
往復にかかる移動時間を含めると、確実に1~2時間を使います。
これに対してオンライン診療はネット接続時間約5分で終了し、薬は当院から自宅に郵送されるという
大きなメリットがあります。

E-2 オンライン診療の短所

対面診療とは異なり、血圧測定、触診、聴診、検査などができません。
検査結果の説明も、必ず対面診療が必要です。
3割負担の人はオンライン診療費用総額は対面診療より安いのですが、2割負担、1割負担の患者様は
オンライン診療の方が対面診療より自己負担額が多くなります。
薬は原則的に対面診療時と同じ処方内容です。
風邪薬などの臨時処方は出せません。薬剤師から薬の説明を聞くことができません。